「やさしさ」と「冷たさ」の心理

自分の成長に”大切な人”を間違えるな

大和出版（文京区）
加藤諦三　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 1986年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784804700731

内容情報

[BOOKデータベースより]

劣等感の強い人、いわれなき罪悪感に苦しんでいる人、自分におびえている人、何か自分の存在は許されてないと感じる人、そういう人ほど、不思議なことに自分の弱点を刺激する人にひかれ、つき合いを深めてしまう。その結果、弱点がさらに強められ、ますます相手に心を支配されていく。―なぜか？それは、自分の弱点克服に努力するより、そうしているほうが楽だからである。しかし、それではいつまでたっても弱点は解消されないし、相手との「冷たい関係」も清算できない。こういう人がもっと成長していくためには、自分の弱点を含めて“ありのままの自分”を受け入れてくれる「やさしい人」とつき合うことだ。そうすれば、弱点は気にならなくなり、生きることが楽になって、いろいろな才能が花開く。この大切な人＝「やさしい人」を見分け、いい関係をつくるために重要な「人間の見方・心の読み方」を体験から助言する。

１　生きることが楽になる自分と他人の見方・考え方―「やさしさ」と「冷たさ」から知る人間の心理
２　気が楽になる〈人づき合い〉の方法―自己実現的人間関係のポイント
３　気が軽くなる自分と他人の心の読み方〔１〕―罪悪感と内面・外面から知る人間の心理
４　気が軽くなる自分と他人の心の読み方〔２〕―去勢恐怖・不快感情・被害者意識から知る人間の心理
５　気が軽くなる自分と他人の心の読み方〔３〕―「内面の空虚感」から知る人間の心理