- アンガスとあひる
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- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 1981年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784834004229
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こいぬのアンガスは、見るもの、嗅ぐもの、何でも知りたがります。なかでも一番の関心は、庭の生垣のむこうから聞こえる、鳴き声です。いつもはつながれているアンガスですが、ある日スキを見て外へとび出し、いつも気になっていた鳴き声の主、あひるたちを追い回します。ところがあひるたちの強烈な反撃をくらい、家の中に逃げ帰り、しばらく何も知りたくないと思うのでした。
とりたてて興味をそそる題材ではないのですが、はなしのテンポ、いいまわし、そしてかわいいラストシーンと、とても楽しいと感じます。ラストは逃げ帰ったアンガスが、「そして、とけいのきざむ、いち に さんぷんかん、なにごともしりたいとおもいませんでした」となるのですが、そのあとすぐにまた好奇心旺盛に動き出すアンガスが頭に浮かび、思わず微笑んでしまいます。海外の作品ですが、日本語訳の語感が素晴らしく、名訳だと思います。
犬のアンガスシリーズの1冊です。
おはなし会では、読み方に工夫がいって、読むのが少し難しいけど、上手くいくと、とても面白く、子どもたちを惹きつける本です。
どちらかというと絵も地味で、手にとりにくい絵本かもしれませんが、是非、子どもたちに出会ってほしい1冊です。(ピンピンさん 50代・香川県 )
【情報提供・絵本ナビ】