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[BOOKデータベースより]
まっていれば、やってくる。おいしくて、たのしい秋!人気絵本『クリスマスのおかいもの』の「つんつくむら」シリーズ。よみきかせ4歳ごろから、ひとりよみ6歳ごろから。
[日販商品データベースより]うさぎのはなちゃん、きつねのこんくん、あひるのがあおくん、りすのりすこちゃんは、つんつく村のもみのきマンションにすんでいます。
このところ、こんくんは、いつもオカリナをふいています。秋になったらやってくるはずの渡り鳥たちと、いっしょに音楽発表会をする約束をしているからです。
でも、渡り鳥たちはなかなか姿を見せません。心配そうにしているこんくんを励ますために、みんなでっしょに、いろいろな秋をさがしにいくことにしました。
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ホー ホー ホー。もみのきマンションから聞こえてくるオカリナの音。2階に住む、きつねのこんくんが演奏している音です。こんくんは毎年、秋になると村にやってくる渡り鳥の音楽隊と、音楽発表会をする約束をしていました。宝物のしんじゅ色のオカリナを手に、毎日、一生懸命、練習を重ねます。でも、渡り鳥はなかなか村にやってきません。「はやく、あきに ならないかなあ。わたりどりは まだかなあ」空を見上げて、つぶやくこんくん。そんなこんくんを、同じもみのきマンションの仲良し、うさぎのはなちゃん、りすのりすこちゃん、あひるのがあおくんが励まします。「あきが なかなか こないなら、みんなで あきを みつけに いこうよ」4人は早速、秋を探しに出かけます。「山ブドウの葉が赤くなったら秋だ」という、農園のぶたおさん。「木の実が全部落ちたら秋だ」という、冬ごもりの準備中のくまごろうさん。「秋はやきいもと一緒で、ゆっくり待つことが大事」という、あなぐまじいさん。どうやら秋の見つけ方は、動物たちそれぞれにありそうです。こんくんは、ゆっくり秋を待つことにしました。すると、ある日……。『クリスマスのおかいもの』『おまつりのねがいごと』で、とってもかわいい動物たちの日常を見せてくれた「つんつくむらシリーズ」。秋のおはなしでは、輝くような黄金色の世界と、華やかな音楽会の世界、そして、美味しいごちそうの世界をたっぷりと見せてくれます。秋のはじまりに読んで、ゆっくりと秋を探しに行きたい絵本。あなたの秋はどんな秋?
(絵本ナビライター 木村春子)
きつねのこんくんのために秋を探しに行くもみのきマンションに住む仲良し4人組のうさぎのはなちゃん、あひるのがあおくん、りすのりすこちゃんが凄くやさしいと思いました。秋を感じる感じ方も動物によって違うので、勉強になりました。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】