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[日販商品データベースより]
本書を書いたきっかけは、執筆したあるネット記事の炎上。
あまり観光地化されていない東京のコリアンタウン・三河島の焼肉散歩の記事が炎上したのだ。
原因は、ちょうど慰安婦問題で日韓政府がもめていたときだったので「僕ら市民レベルまでもめる必要はない。三河島で焼肉を食べて、日韓友好の架け橋に」と締めくくったことだ。
コメント欄が「非国民が!」「お前はバカじゃないのか!」などと荒れた。
炎上は数日で収まったが、「日韓友好」にかみつく人が一定数いることに驚いたのだ。しかも匿名で。
僕は国の政策と個人の交流は別物だから、市民レベルまで争う必要はないと思う。
でもこのように噛みつく人たちがいる背景にはなにか「込み入った歴史の歪み」があるのだろう。
不勉強な僕はその背景をよく知らない。ものを書く仕事をしていながら、知らないのはよくない。そして三河島の肉は本当に美味しかった。
ほかのコリアンタウンの焼肉もやはり美味しいのだろうか。
ということで日本全国35か所のコリアンタウンを回って、焼肉を食べながら「コリアと日本」を学ぶたびに出かけた記録が本書だ。
学びが目的で、焼肉はオマケだったはずだが、果たしてそうなっているか自信がない。