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井田真木子著作撰集 第2集

里山社 八木書店
井田真木子 

価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2015年03月
判型
B6
ISBN
9784907497026

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内容情報
[BOOKデータベースより]

中国残留孤児2世の成長と恋愛を通して戦後日中の実像が浮かび上がる、講談社ノンフィクション賞受賞の不朽の名作『小蓮の恋人』、90年代、女子高生の援助交際を「子供仕様のバブル」と捉え、団塊ジュニア世代の青春のダークサイドにフォーカスした傑作『十四歳』、本にまつわるエッセイほか、井田真木子の取材方法や執筆の裏側が明らかになる貴重なインタビューなどを収録。

ノンフィクション長編(小蓮の恋人 新日本人としての残留孤児二世;ルポ十四歳 消える少女たち)
エッセイ 本について(小さな角の空間よ、再び;古本の街に住んだ頃 ほか)
詩(街(抄録))
インタビュー/座談会(インタビュー 世の中のキーワードを崩すのが私の仕事;インタビュー 私は目 ほか)

[日販商品データベースより]

第1弾が各方面より大反響を呼び、満を持して発売決定!
作家、井田真木子の作家としての個性が際立つ第2弾。

【私は『目』でしかない】――井田真木子(本書所収インタビューより)

「井田さんの尋常でなく強い視線を必要としている人は、今もなお存在し続けているのではないか」――酒井順子(エッセイスト)

■『小蓮の恋人』(92年 文藝春秋刊 講談社ノンフィクション賞受賞作品)
最高傑作という呼び声も高い作品。「恋愛」という小さな窓口から入り、中国残留孤児2世の置かれた現状を軸に、日中の戦後史が現代に落としている陰が見えてくる。

■『十四歳 見失う親 消える子供たち』(98年 講談社刊)
援助交際という問題を、「子供版の遅れてきたバブル」と捉え、日本の戦後の躓きと、90年代の中高生の間に漂う終末的空気が結びついていく。団塊ジュニアの青春のダークサイドをあぶり出す傑作。

■『詩集 街』(77年 無限刊)
21歳の井田真木子2作目の詩集。抄録。寄稿に田村隆一氏、会田綱雄氏。

■インタビュー「私は目」(リトルモア)/「世の中のキーワード崩すのがが私の仕事」(「ノンフィクションを書く!」)
井田真木子の特異な執筆スタイル、取材方法を語った貴重なインタビュー2本。
井田真木子はいかにしてノンフィクション作家となったのか。また、どのように被写体の心の声を引き出したのか。作家としての井田真木子の魅力と個性が鮮明になるインタビュー。

■座談会「職業としてのノンフィクションライター」(「海燕」)
(井田真木子+野村進+武田徹+岩上安身)
井田真木子がノンフィクション論を展開する座談会。ノンフィクション界の中でも特異な存在感が露わになる。

■エッセイ「平野啓一郎という人」ほか、本にまつわるエッセイ11篇
井田真木子の読書歴、本との付き合い方を綴るエッセイ



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