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さくらんぼ




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戦時下の太宰
太宰治といえば『晩年』や『人間失格』などが有名なのかもしれませんが、私は太宰が戦時期に書いた「十二月八日」、「散華」、「未帰還の友に」などの作品が好きです。好きです、というよりも戦時中の人間の生活に興味がある、といったほうが正確かもしれません。他には「失敗園」、「畜犬談」などのユーモアのある短編もなかなかいいと思います。井伏鱒二の悲しくもユーモラスな「山椒魚」に惚れ込んで、井伏に弟子入りしたということが頷ける作品でしょう。





























[BOOKデータベースより]
表題作のほか、当局より全文削除を命じられた「花火」および日中不戦を訴えた長編「惜別」など、戦時下の作品を所収した、異色の一冊。
[日販商品データベースより]太宰治の、主に戦時中の作品を収録した著作集。表題作のほか、当局より全文削除を命じられた「花火」および日中不戦を訴えた長編「惜別」など、戦時下の作品を所収した、異色の1冊。