[BOOKデータベースより]
脱走ヤギは働きヤギに変身し、逃げ出した子モモンガは自ら“お縄”になり、砂丘のスナガニは求愛ダンスで宙を舞う…。自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。
真無盲腸目の動物とKjくんの話―なんで、すぐに知らせてくれなかったの!
ヤギの体毛の夏毛と冬毛―そうか、やっぱり繊細な仕組みがあったのか
ヒキガエルで新しい対ヘビ威嚇行動を見つけた―ダンゴムシとコラボした実験もとても価値があると思う
Okくんは自分のニオイでヤギの脱走経路を発見した!―本業(?)はロードキルの動物の研究だったのだが…
シジュウカラは生きたシカやキツネから毛を抜いて巣材に使うようだ―それを知らせた私のツイートへのコメントが面白かった
クルミが逝った日―細身でオドオドしていたヤギが一生懸命生きた。ご苦労さんと言ってやりたい
ニホンモモンガの子どもは家族のニオイがわかる!―子モモンガたちの「ガーグル、ガーグル、ガーグル」が今でも私の脳内に響いている
千代砂丘には驚きと発見があふれている!―スナガニの求愛行動。はじめて目撃した!
"脱走ヤギは働きヤギに変身し、
逃げ出した子モモンガは自ら""お縄""になり、
砂丘のスナガニは求愛ダンスで宙を舞う……
コバヤシ教授の動物センサーは今日も絶好調!
自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く
大人気、先生!シリーズ。
どの巻から読んでも楽しめます。
【編集部より】
ヘビのようにつながって歩くジネズミ親子、
夏毛と冬毛を巧みに入れかえるヤギ、
自分の家族のニオイにまっしぐらの子モモンガ、
目の前のダンゴムシに手(舌)が出せないヒキガエル――。
本書は、ヤギ部で有名な公立鳥取環境大学の教授(2022年度より副学長)である著者が、
自然豊かなキャンパスと調査地で起こるさまざまな事件を動物行動学・進化心理学の視点から描いた大人気シリーズの最新刊です。
2007年にはじまり今作で17巻目となる「先生!シリーズ」ですが、
小林教授の動物センサーは今年もバッチリ絶好調。
今回も、LINEのおかげで思い出したある生き物とゼミ生の(教授にとって)「オーマイガッ」な出来事、
脱走ヤギたちを怖がらせたある「ニオイ」の話、
長年ともに過ごしたヤギ部のヤギ・クルミとの別れから生き物たちのまだ見ぬ生態を探る教授お得意の実験まで、
たくさんの感情に満ちた全8章をユーモラスな文章で綴りました。
自然にふれてワクワクしたり癒されたりする「ヒト」の特性を客観的に考察しつつ、
自然とかかわる一人の「私」としての感情を大切にする著者。
その姿勢は、自然環境やそこに生きる動植物たちに目を向け、
その存在を感じ、考え、知ろうとすることの意義を私たちに教えてくれます。"
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