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- ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784797672626
[BOOKデータベースより]
「ブルネイと日本の架け橋になる!」。堅い決意で赴任したのはいいものの、この国独特の「社会の壁」にぶち当たって仕事は何一つうまく行かず、おまけに上司からのパワハラに遭って、暗い日々の連続。そんな中、ストレス発散で中学時代に熱中したバドミントンを始めたのだが…。下っ端外交官が「世界一の金持ち王国」でなしとげた奇跡と感動の実話。
七つ星ホテルの「奇跡」
新米外交官、大いに後悔する
ブルネイ踏んだり蹴ったり
バタフライ・アンバサダー
いざ、武者修行へ!
王様と村人たち
練習が先か、家族が先か
元王妃との「再会」
前歯がない!
水上のバドミントン
オスマン殿下との出会い
「オグシオ」をブルネイへ!
突然の別れ
そして王宮へ
さよなら、ブルネイ
世界一リッチな王国ブルネイの大使館に赴任したが、失敗と挫折の連続にダウン寸前。そんな中、ストレス解消で始めたのが中学時代に夢中になったバドミントンだった…。下っ端外交官がなしとげた、奇跡と感動の実話。
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【2023年11月発売】
陣内貴美子さん(キャスター、バドミントン元日本代表)も絶賛!
「バドミントンが国技のブルネイで、ラケット一本を手にしてさまざまな人と出会いながら武者修行していく大河内さん。いろんなことを経験し、ついには「奇跡」を起こしてしまうなんて! バドミントンの持つ力って本当にスゴイ!」(陣内さん)
経産省職員だった私(大河内博)は2005年春、日本大使館の二等書記官としてブルネイに赴任することになった。
世界一の富裕国とも言われるブルネイと日本との架け橋となろうと意気込んだ私だったが、そこに待っていたのはブルネイ独特の閉鎖社会の壁。
「よそ者」には心を開かないブルネイの人々との交渉では挫折の連続、それに加えて、大使館の上司からは陰湿ないじめを受け、家族までが被害に遭い、ストレスがたまるばかり。
「こんなことならばブルネイに来なければよかった」と思っていたあるとき、遭遇したのは、ブルネイのセレブが迫力あるバドミントンの試合をしているシーンだった。
「これは金持ちのお遊びのレベルじゃない! いったいどうしてあんなにうまいんだ?」
びっくり仰天してリサーチをしてみたら、なんとブルネイでは一般庶民からお役人、さらには王族までがバドミントンをやる国だったのだった。つまりバドミントンは国技だったのだ。
この事実を知った私はある「決意」をする。
「こうなったらブルネイ中の人たちととことんバドミントンをしてみせる! それが私なりの『外交活動』だ」
そんな単純な思いつきから始まったバドミントン武者修行の日々を通じて、私は「誰も知らないブルネイ」を知ることになるのだった……。