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[日販商品データベースより]
パレスチナと共に生きた著者が、初めて日本赤軍の内部事情を語る。最後に語られる、あの時代……。
『1968』の著者・小熊英二に問いかける、人は「現代的不幸」故にのみに闘いに立つのだろうか……。
「小熊さんが『1968』下巻の末尾で言及していた、1975年公開のジャック・ニコルソン主演映画「カッコーの巣の上で」(英語の原題は「カッコーの巣から抜け出た者」と訳せたと思う)は、私が日本赤軍からの脱盟を決意した頃に、ベイルートの映画館で観ていた作品であることを打ち明けておこう。精神病院の患者たちの目線から作られた秀作だった。カッコーは他の鳥の巣に自分の卵を産みつけ、育ててもらう「托卵(たくらん)」を行なう習性があり、自ら子育てのための巣を作ることはない。「カッコーの巣」は虚構・擬制を暗喩している。日本赤軍は「カッコーの巣」だったのだろうか?「近代的不幸」であれ、「現代的不幸」であれ、「不幸」のパラダイムに立つ限り、「カッコーの巣」から抜け出ることはできない。」(本書「人はなぜ闘争に立つのか」より)
【2010年刊書を価格改定し復刊】