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[BOOKデータベースより]
トランプを支持する人びとの世界へのアプローチ!リベラルなアメリカの「シャドウ」と化している福音派とスコッツ・アイリッシュの歴史を掘り起こし、彼らの世界の実像に迫る。
第1部 「福音派」と「福音主義者」―保守派とリベラルの隠された関係(福音派と原理主義者と宗教右派の違い―「福音派」という幻想?;福音派の終末論が示す意外なアメリカ像―この世が終わるとき神に滅ぼされる諸国の一つとしてのアメリカ;福音派になり切れない南部バプテスト―ファンダメンタリスト=リベラル?;スコープス裁判の意外な側面―メディアによってつくられたイメージ;一九世紀福音主義の過激な社会(世界)改革者たち―反フリーメーソン、絶対禁酒、反奴隷制、グラハムのクラッカー、パーフェクトな男女関係;不特定多数の人々の心をつかむ方法―リバイバル集会と政党大会とロックコンサートとスティーブ・ジョブズの関係;現在の福音派とリベラルの共通ルーツ―宗教は形よりも中身が大事、世界をミレニアムにするために)
[日販商品データベースより]第2部 スコッツ・アイリッシュ―よそ者の支配に対する反抗の文化(スコットランド人の反権威主義的伝統―ウィリアム・ウォレスとジョン・ノックス;アルスターの問題児―ノンコンフォーミストの誕生;「地球のクズ」、「人類のゴミ」と呼ばれて―エスタブリッシュメントへの反発;パクストン・ボーイズとフェアプレイとウィスキーの反乱―ホーダーランド人の反政府主義;アンドリュー・ジャクソン―ボーダーランズの首長;奴隷を持たない彼らが奴隷主と同じ側で戦った理由―よそ者の支配に対する抵抗;スコッツ・アイリッシュの知られざる世界―これまでの考察への補足)
トランプを支持する人びとの世界へのアプローチ!
現在のトランプの支持者たちのあいだには「福音派」と「スコッツ・アイリッシュ」という二つのグループが存在する。
リベラルなアメリカは、前者を「狂信的な原理主義者」の亜種として、後者を「人種差別主義的なレッドネック」としてくくってきた。だが、両者の歴史はより複雑で多面性を有している。
福音派はその定義さえ定かでなく、歴史をさかのぼればリベラルとの共通点までもがみえてくる。スコッツ・アイリッシュの歴史は、スコットランドとイングランドの国境地帯にはじまり、北アイルランドを経て、アメリカのアパラチア山脈へとつながる。よそ者に上から目線で指示されることを嫌う荒くれ者たち。全米の白人労働者階級の中心。『ヒルビリー・エレジー』のJ・D・ヴァンスの出自――。
本書は、リベラルなアメリカの「シャドウ」と化している福音派とスコッツ・アイリッシュの歴史を掘り起こし、彼らの世界の実像に迫るものである。