[日販商品データベースより]
生きることは食べること。あめんぼ夫婦を食べたかえるのじいさまと両親を食べられたあめんぼのおはなが出会った。父さんと母さんに会わせてくれとせがむおはなに困ったじいさまだったが…。〈受賞情報〉ひろすけ童話賞(第19回)
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切ないおはなしです。
かえるのじいさまが気まぐれに食べてしまったあめんぼの夫婦。
その娘のあめんぼが訪ねてきます。
「一目でいいから両親に会いたい」
むすめあめんぼを前に食べてしまいたい本能と、
可哀想なことをしてしまったという後悔で葛藤する
じいさま。
絵がすごいんです。
じいさまの表情・・無垢な娘あめんぼおはなの対比。
親を亡くしたおはなの気持ち。
命を頂くことで生きていくしかない生き物のせつなさ。
絵本だから、「大きく開けたお口からピョン!と両親が飛び出して
きました」なんて展開も予想したのですが、
そこはそんなふうに甘くまとめず、あくまでも切なくリアルに
終わるのです。
おめんぼおはなの前向きさに救われます。
真実から逃げない絵本です。(10月さん 30代・東京都 男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】