[BOOKデータベースより]
ひとり歩きをはじめた詩と曲の運命を明らかにし、芸術作品によってわたしたちは何を想起し、何を忘れてきたのかを問う。
第1章 シラー「歓喜に寄せて」(シラーとその時代;「歓喜に寄せて」を読む ほか)
第2章 ベートーヴェン『第九』(『第九』成立まで;ベートーヴェンの『第九』成立 歌曲から交響曲へ ほか)
第3章 シラーとベートーヴェンの受容の歴史(「宗教」としてのシラー、ベートーヴェン;戦争の世紀に―「戦士」シラー、ベートーヴェン ほか)
第4章 「歓喜に寄せて」の今(ベートーヴェンと『第九』の今;日本の『第九』 ほか)
「ベートーヴェンの第九」として誰もが知っている名曲「歓喜に寄せて」。映画「バルトの楽園」で描かれたように大正時代から日本でもおなじみのこの名曲には秘められた歴史があった。ドイツ文学史・近代史の流れの中で名曲の歴史に新たな光を当てる。
品切れが続いていたロングセラー待望の増補改訂版です!
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