[BOOKデータベースより]
本書は、仕事にのめり込むIT技術者が陥りがちな健康問題を指摘し、彼らの楽しくて幸せな技術者ライフを守るべく、現場を熟知した医者と技術者が書き下ろした指南書である。実は、IT分野に限らず、あらゆる知的労働者と経営者層の必読書である。経験した多くの技術者の挫折や死から、著者たちはどのようなプロトコルを提案すれば彼らを健康に導けるのかについて取り組み、本書を“創薬”した。「良薬口に苦し」の故事のごとく、中には厳しい提言があるかもしれない。しかし、たちどころに薬効を発揮し、IT産業のみならずすべての産業を蘇生させると信じる。
第1章 IT企業における産業医学(実際のIT企業の業務内容;IT企業における産業医学臨床の実際 ほか)
第2章 IT技術者と健康(IT技術者の健康リスク;IT技術者のサバイバルのために ほか)
第3章 わが国のIT産業の実態(ホワイトorブラック;統計にみるIT産業 ほか)
第4章 IT産業の技術者を大切にする―適切な開示制度を(技術者の健康;従業員の健康と企業の価値 ほか)
第5章 IT企業の未来について(わが国のIT産業の弱点と今後の在り方;期待されるビジネスモデルと展望 ほか)
死の淵から生還した産業医・IT研究者みずからが、その実体験と克服手法を、具体的かつ論理的に説く。IT技術者が社会に貢献しつつ自らの健康も保持できるサバイバル術を身につけられるよう指南する本。
産業医の知見を基にIT技術者が社会に貢献しつつ自らの健康も保持できるサバイバル術を身につけられるよう指南する。