[BOOKデータベースより]
本書では、コンピュータ工学すなわち「コンピュータシステムをつくる」という観点から、システムを利活用しているユーザに対して、現代のコンピュータの原理や仕組みについて解き明かした。システムを構成するための基本ハードウェア機構である論理回路、および基本ソフトウェア機能であるオペレーティングシステム、それぞれの根幹について学び、それらハードウェアとソフトウェアの機能分担方式として定義できるコンピュータアーキテクチャの代表例について考察する。
第1章 コンピュータと工学(コンピュータの能力;コンピュータの原理と進歩)
第2章 コンピュータシステム(コンピュータシステムの構成;コンピュータの仕組み;コンピュータにおける数の表現)
第3章 論理回路(論理回路の数学;論理関数の表現;論理回路の設計)
第4章 コンピュータアーキテクチャ(基本アーキテクチャ;内部装置のアーキテクチャ;外部装置のアーキテクチャ)
第5章 オペレーティングシステム(OSの役割と機能;プロセッサとメモリの管理;外部装置の管理と制御)
コンピュータ工学を学ぶ初学者に向けた入門書。「工学者」としての視点に中心をおきながら、学ぶことができるよう工夫。
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コンピュータ工学がしっかり学べる
本書は、コンピュータ工学を学ぶ初学者に向けた入門書である。
1章で、コンピュータの歴史や社会との関わりを「工学」という視点から解き明かし、なぜ「コンピュータ」と「工学」を学ぶ必要があるのか理解できるようになっている。
2章以降も、「工学者」としての視点に中心をおきながら、コンピュータを学ぶことができるよう工夫してある。
より深い理解が必要と考えられる内容については、本文の流れを妨げないよう側注を活用し、章末には演習問題を配し巻末には略解を記している。
また、コンピュータネットワークに関しては、「コンピュータ」の視点から、4章コンピュータアーキテクチャと、5章オペレーティングシステムの中で述べている。
コンピュータ工学をしっかり学ぼうと考える初学者には、最良の書籍である。