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- 北区の太
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定年指南
定年を迎えた男女へのインタビュー形式を取った定年後の人生の指南書。色々な意見が述べられているが、結局は人間、人生最後まで何かやることがあった方が良いということが結論なのではないか。「きょういく」(今日、行くところがある)、「きょうよう」(今日、何か用がある)が大事という考えにもそれが表れている。今は定年の日を待ち焦がれているが、いざその日を迎えると、有り余る時間を持て余してしまうということなのだろうな。今から何か趣味とか会社以外の社会とのつながりを準備しておくようにしよう。
[BOOKデータベースより]
定年とは無縁なノンフィクション作家が、定年を迎えた人々に会いに行ってみたら…。「定年のナゾ」がいま解き明かされる!?
第1章 超法規的な風習
[日販商品データベースより]第2章 プライドのゆくえ
第3章 おはようおかえり
第4章 テイスト・オブ・定年後
第5章 特に何も変わりません
第6章 ただの人になれますか?
第7章 平等なカルチャー
第8章 問題ない問題
第9章 人生のマッピング
組織で働く人に必ずおとずれる「定年」。だが、超高齢化社会を迎え、「一億総活躍社会」が標榜される現在、その制度が揺らぎ始めている。定年後の働き方、シニアの起業など、生涯現役を促す本が数多く出版され、ベストセラーとなったものもある。人はいつまで働けばいいのか? みんなそんなにずっと働き続けたいのか? リタイアした人は誰もが趣味や生きがいのある充実した生活を本当に送っているのだろうか? 独特の視点で日常や常識に新たな光をあてるノンフィクション作家が、定年後の人生を歩んでいる人々に取材、「定年のナゾ」に迫っていく。
【著者プロフィール】
たかはし・ひでみね。1961年横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社、出版編集プロダクションを経て、ノンフィクション作家に。『ご先祖様はどちら様』で第10回小林秀雄賞、『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』で第23回ミズノ スポーツライター賞優秀賞を受賞。その他の著書に『TOKYO外国人裁判』『素晴らしきラジオ体操』『からくり民主主義』『トラウマの国 ニッポン』『趣味は何ですか?』『男は邪魔!』『損したくないニッポン人』『不明解日本語辞典』『やせれば美人』『人生はマナーでできている』『日本男子♂余れるところ』など。