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[BOOKデータベースより]
学生のころに教科書で読んだ、『源氏物語』や『平家物語』といった名作古典の数々。学校では雅で高尚な文学として教えられがちなそれらの作品には、実は日本人の豊かな“性生活”がユニークな表現で書き記されている。専門家の研究では、学問が扱うべき対象ではないとして避けられがちな性の文化。しかし、大昔の人々がどのような性生活を送っていたか、それが現代のわれわれにどのような影響を与えているかを追求することで、初めて見えてくる歴史もある。本書では「性」を切り口に古典の名作を読み解き、日本人の本質や時代性に真面目に迫る。
第1章 文字文化の誕生と日本人の愛と性“奈良時代”(古事記―性文化の生みの親;日本書紀―日本人はこうして誕生した ほか)
第2章 虚実は皮膜の間、王朝の恋“平安時代”(伊勢物語―関係した女性は三千人超!?プレイボーイの伝説;源氏物語―性風俗のガイド小説 ほか)
第3章 侍社会と性愛の幻想“戦国時代”(平家物語―王朝の時代の名残を感じる雅な恋愛;太平記―エロティックでありグロテスク、つまりエログロ ほか)
第4章 町人社会で性の百花繚乱“江戸時代”(きのふはけふの物語―卑猥な言葉のオンパレード!庶民文化の面白さ;表四十八手―記念すべき性のハウツー書第一号 ほか)
第5章 排除された性文化のその後“近現代”(通俗造化機論―科学をもって性の謎を解き明かす;相対会研究報告―リアルな性体験談の集成 ほか)