[BOOKデータベースより]
業界を知り尽くしたスペシャリストによる日本企業のM&A動向とは―
第1章 再びナンバーワンになるために(かつての日本の強さを支えていた前提条件;いまの時代に求められるナンバーワンの価値とは?;日本に眠っているナンバーワンを掘り起こせ ほか)
第2章 スタートアップ大国日本の復活(かつての日本はイノベーション大国だった;エクスポネンシャル時代のスタートアップ成功の条件とは?;M&Aはスタートアップ企業に大きなメリットをもたらす ほか)
第3章 業界スペシャリストによるM&A動向(ITソフトウェア業界―IT需要の急増と労働集約型ビジネスの変革で新たなステージへ;食品・外食業界―統合が進むチェーン系列と個人店の二極化に;製造業界―従来型モノづくりから脱却し、自社の「決定力」を磨き抜く ほか)
岡田武史氏寄稿 FC今治の挑戦 地方創生とスタートアップスピリッツ―プレイヤーから監督、そしてオーナーへ
日本はもう一度、世界の頂点に立つことができる―――
M&A思考にこそ、日本経済復興のヒントがある。
国内においては「競争」よりも「協調」が必要だ。
日本のM&A業界を最前線で走り続けてきた著者の第3弾。
本書では、中堅・中小企業を筆頭に、M&A思考で日本経済の現状を打破する方法を論じる。
1章では日本のいまの強みを分析。業界全体をアップデートするM&Aの考え方で、スポーツや教育、その他日本の強みを生かす分野で世界のトップを目指せる可能性について示唆。さらに海外M&Aの成否を分けるポイントなど、これからの企業が取り入れるべきM&A思考のヒントが満載だ。
2章ではスタートアップ企業の活性化に注目。かつて日本がスタートアップ大国であったこと、M&A思考がスタートアップ企業の成長を後押しすることなどを背景に、既存企業の再生にも言及。日本経済復興のフックとして提案する。
3章では各業界に精通したコンサルタントが、各業界の再編トレンドをわかりやすく解説。
さらに本書では特別に、FC今治の岡田監督によるM&A思考を生かしたスポーツ業界の実例も収録した。
M&Aにかかわる人はもちろん、これからM&Aを考えている経営者や業界の動きから次の一手を考えたいビジネスパーソンにとっても本書は見逃せない内容だ。