[BOOKデータベースより]
コロナ危機、世界恐慌…どうすれば弱者を救えるのか!?
第1章 税金は権利か義務か博愛か(税金は会費なのか;レジェンドたちの税金会費説 ほか)
第2章 税金が収奪から擁護にいたるまで(税は古代文明とともに古し;卑弥呼も聖徳太子も税金を取った ほか)
第3章 消費税とはどんな税金なのか(消費税には直接税と間接税があり、間接税が直接税になることがある;間接消費税にもいろいろある ほか)
第4章 日本版消費税という名の不可思議(モヤモヤ感あふれる日本版消費税;モヤモヤ感全然なきEUの付加価値税 ほか)
第5章 どこへ行く、日本の租税と財政(しぶとい租税会費説;消費課税は転嫁が肝 ほか)
コロナ危機、世界恐慌…どうすれば、弱者を救えるのか!?
人気エコノミストが、正しい税と財政のあり方を問う、
日本人のための税の教養書
国家は、どのような税金なら、納めることを国民に求めてよいのか。
国民は、どのような税金を喜んで納め、どのような税金を納めることを拒絶すべきであるのか。
我々は、どんなときに増税を忌避し、どんな時に増税を受け入れるべきなのか。
逆に、増税政策を要求すべき場面というのがあるのか。
時あたかも、新型コロナウイルスによる感染症拡大への対応が、
経済活動にも重大な影響を及ぼしている。その中で減税待望論も高まっている。
このような時、国家は税金をどう取り扱うげきなのか。
このことについても、考えて行きたい。 (本書「まえがき」より)