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[BOOKデータベースより]
本書は、「失われた十年」に焦点を当てて、その分析と処方箋を書く作業をしているが、画期的な貢献を目指すというものではない。本書の目標はもう少し控えめで、一九九〇年以降の日本経済について、最近の学界の分析、政策担当者の実践の中で何がわかったか、学者や政策担当者が考えた、あるいは実践した処方箋にはどのようなものがあるか、ということを、わかりやすく紹介しよう、というものである。
序章 停滞脱出は近いのか
[日販商品データベースより]第1章 デフレ脱却の条件(デフレは何をもたらすのか;デフレ脱却は近いのか;福井体制でデフレ脱却は可能か;本格的なデフレ脱却には何が必要か;物価水準目標政策への反対論に答える;「出口」で何をすべきか)
第2章 一九九〇年代の日本経済(スイス一国分が消えた;いかにしてデフレに陥ったのか;経済政策は適切であったか;為替政策はどうあるべきか)
第3章 金融システム安定化に向けて(一九九〇年代に何が起きたのか;残された問題は何か;ナロー・バンク導入のすすめ;公的金融の改革)
第4章 持続的成長に必要な構造改革(財政再建の進め方;年金改革―払い損にならない仕組みを;自由貿易協定(FTA)―乗り遅れる代償は大きい)
終章 日本の経験に学ぶ
デフレから脱出し、回復を確かなものにするためには何が必要か。1990年以降の日本経済について、最近の学界の分析、政策担当者が実践した処方箋を詳しく紹介。日本を代表する経済学者による待望の書き下ろし。