[BOOKデータベースより]
150年前の転換期を「希望」に変えた、渋沢、岩崎、大倉ほか先人たちの乱世を生き抜くメッセージ。われわれは、二周目の明治を生きている。
第一章 「近代」という鞭をあてられた日本
第二章 実業という果実に、人々を巻き込むために―渋沢栄一1
第三章 人々からの「期待」が「信用」に変わるとき―渋沢栄一2
第四章 小判を描いた扇子に頭をさげよ―岩崎弥太郎1
第五章 ライバルを倒し続けた勝者が観た景色―岩崎弥太郎2
第六章 やがてなりたき男一匹―大倉喜八郎1
第七章 罪のない糠味噌を腐らせる―大倉喜八郎2
第八章 「克己力」のバケモノ―安田善次郎1
第九章 六七十は鼻たれ小僧、働き盛りは八十から―安田善次郎2
第十章 共鳴し合う「誠実さ」―森村市左衛門1
第十一章 儲けんと思わば、天に貸せ―森村市左衛門2
第十二章 託された近代化の夢―小栗上野介と三野村利左衛門1
第十三章 陽気な改革者―三野村利左衛門2
第十四章 命に逆らいて君を利す、これを忠という―広瀬宰平
第十五章 事業の進歩発達に最も害するもの―伊庭貞剛
われわれは、二周目の明治を生きている
明治時代は、われわれが思う「当たり前」が出来上がった時代に他ならない。
近代的な株式会社、証券市場、銀行、学校・教育制度、社会制度、価値観。
しかし、当時築かれたシステムは今、大きな転換点を迎えている。
本書では、日本近代化の原点に立ち返り、先人たちが「何を解決しようとしたのか」という思想や考え方の根源を紐解く。
今のシステムに変更を加えるにせよ、刷新するにせよ、その成り立ちを知っておくことは不可欠である。
激動の明治と混迷の現代。両者の類似点に着目しながら、渋沢、岩崎、大倉ほか9人の実業家たちがその時代において、
どう難問を克服していったのかを描き出す。不透明な時代を切り拓くための、大きな示唆に富む一冊。
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