[BOOKデータベースより]
化かす!真似する!女装する!?正直者では、生き残れません。擬態生物のスターたち。
第1章 なりすますいきもの(アシブトウンカ―顔にしか見えないけど、実はお尻です;ブルーギル―弱いオスは、子孫をつくるために女装する ほか)
第2章 ワナをしかけるいきもの(カエルアンコウ―アンコウの仲間の中でも人気者の釣り上手;ハナカマキリ・カレハカマキリ―花にしか見えないカマキリ、枯れ葉にしか見えないカマキリ ほか)
第3章 かくれんぼするいきもの(ヨシゴイ―必死に草むらに紛れるニンジャ鳥;カクレウオ―ナマコのおしりを出入りし、たまに内臓を食いちぎる魚 ほか)
第4章 演技するいきもの(ミミックオクトパス―擬態がうますぎて、長い間だれにも気づかれなかったタコ;ツノトカゲ―ピンチの時は、目から血のビームを出して攻撃! ほか)
第5章 ヤバい見た目のいきもの(ツノゼミ―人間には意味不明なツノを持つ虫たち;カギバガの幼虫―うんちの真似なんかできるか!と怪獣に変身!? ほか)
このウソが見破れるか?生き物たちは、生きるためにさまざまなウソをつきます。そのウソ(擬態)は天敵から身を守るために必要なものから人間には意味がまったくわからないものまでさまざま、、、生き物たちの驚きのウソをイラストとともに紹介します。アリに化けてやりたい放題の「アリグモ」、人気者の真似をして相手の身体噛みちぎる「ニセクロスジギンポ」、うんちになりすます「ムシクソハムシ」、メスのふりをして子孫を作る「ブルーギル」など。
イラストはちょっと可愛めに描かれていますが、それが見やすくてとても良いです。
一つ一つのお話に、大見出しがあるので、それを読んだだけでも、どんなお話が書かれているのか分かります。
イラストを見て、大見出しを見る。
これだけでも、結構物知りになれた気がします(笑)
内容は丁寧な口調なので、これまた読みやすい。
ぐいぐい来過ぎると、テンションの高さについていけなくなってくるので、この位の方が頭に入ってきます。
あまり知らない生き物も多く登場しますが、知っている生き物が出てくると、やはり面白さが増しますね。
実物がどんなものなのか、見てみたいなぁと思う面白さが、こういう本にはありますね。(hime59153さん 40代・三重県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】