[BOOKデータベースより]
重箱の隅をつついては壊し、社会の違和感を面白がる魑魅魍魎エッセー。
自分らしさはもうある
頭でっかち屁理屈ぐうたら空想自我持ち肉団子
※この(文)章は一人称を使わずに書かれています
俺、酸素ボンベ要らんねん
太宰治ループから逃げろ
僕は走っている
聞いたとかじゃないけど、知ってる
暗黒秘密結社「コーヒーブレイク」
センス、シュール、パワフル
万物の揚げ足を取りたい
不快感早押しクイズ〜人生大会〜
変なパン屋が増えますように
要らない応援を忘れろ
「好きなタイプは?」って聞いてくんな
説明なんか何一つつかなくていい
寂しさを舐めてはいけない
あの世の肉
「やや不思議ちゃん」とは何か
寿司とオーロラ
青森県八戸市出身、京大大学院卒業
事務所無所属、生活密着型のピン芸人・九月
全編書き下ろし!待望の初エッセー、刊行!!!
Twitterの人気質問回答アカウント「九月の『読む』ラジオ」
(@kugatsu_readio)の中の人でもあります
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\\\ スピードワゴン 小沢一敬さん推薦 ///
服を脱いでさらにもう一枚薄皮を脱いで
見せてくれるような本。僕はセクシーだと思った。
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重箱の隅をつついて…、つついて……、つついて壊す。
壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている。
芸人・九月の頭の中をのぞきこむと、いつもの生活が楽しくなるかもしれません。
ぼんやりと感じていた、日常生活の中の違和感。
ズルズルと引き出しては、気持ちいい言葉を当てはめていく。
(「目次まであと三ページ」より)
内容としては、辛すぎることも甘すぎることもない。
四方八方へと毒舌と呪詛をまき散らし続けるタイプの本でもない
(部分的にはそうかもしれない)。
かと言って、世界を丸ごと肯定する子守歌のような本でもない
(部分的にはそうかもしれない)。
これは僕がふだん生きていて感じることを、ごく気ままに綴ったエッセイである。
どこからでも読めるし、どこで読み終えてもいいし、どこから読み直してもいい。
新時代のエッセー。新たな書き手の誕生を見よ!