- ちとせ
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2025年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784396351601
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- るきさんの文庫手帳 2026
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年10月発売】
- 太宰府天満宮の謎
-
価格:759円(本体690円+税)
【2002年10月発売】
- 古典と名作で歩く本物の京都
-
価格:627円(本体570円+税)
【2016年10月発売】
- 異国トーキョー漂流記
-
価格:616円(本体560円+税)
【2005年02月発売】
- スプリガン 8
-
価格:660円(本体600円+税)
【2007年02月発売】



























[日販商品データベースより]
明治の京のさざめきが、わたしの三味の音になる。
やがて失明する三味線弾きの少女。
葛藤と成長を描いた青春時代小説。
第3回京都文学賞〈中高生部門〉受賞作
明治五年、博覧会の開催に沸く京。天然痘にかかり失明の不安を抱えた少女ちとせは、鴨川で三味線の稽古をしていた。素朴な調べに声をかけてきた俥屋の跡取り藤之助に導かれ、ちとせは京の町をめぐる。失われてゆく視界の中で懸命に焼き付ける、折々の風景と都の人々。一心に弾く三味の音は、やがて新たな光を宿し……。揺れ動く少女の心を繊細な筆致で描く感動作。