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[BOOKデータベースより]
ベルヌ条約の今日的意義を語る。国際著作権界の様々な事象の指針であり続けているベルヌ条約。140年になろうとするその軌跡を辿る。国際規範生成のメカニズムを臨場感とともに伝える。
第1章 ベルヌ条約の黎明期―ベルヌ条約の創設と初期の歩み
[日販商品データベースより]第2章 わが国の加入―わが国は早くも西欧文明同盟の一員に
第3章 ベルリンにおける改正―無方式主義への決断、ベルヌ条約のかたち整う
第4章 ローマにおける改正―著作者人格権を導入
第5章 ブラッセルにおける改正―第二次世界大戦後の動き
第6章 世界規模への広がり
第7章 隣接権条約(ローマ条約)
第8章 ストックホルムにおける改正―開発途上国への配慮
第9章 WIPOの設立
第10章 パリにおける改正
第11章 レコード製作者保護条約
第12章 米国の加入
第13章 アジア・太平洋地域とベルヌ条約
第14章 モデル規定の模策
第15章 TRIPS協定
第16章 ベルヌ条約議定書
第17章 インターネット条約への思い
第18章 実演家・レコード製作者保護のための新文書
第19章 インターネットへの対応
第20章 WIPO視聴覚実演条約
第21章 これまでの纏め
ベルヌ条約の今日的意義を語る
ベルヌ条約は過去の遺物ではなく、現在も、国際著作権界の基軸として、様々な事象の指針となっています。
140年になろうとするベルヌ条約の軌跡を丁寧に辿りつつ、著者がWIPO(世界知的所有権機関)専門家委員会にわが国の代表として出席した際の経験も交え、国際規範生成のメカニズムを臨場感をもって伝えます。
今もなお社会情勢にあわせて、柔軟に変化し続けるベルヌ条約の今日的意義を、再認識してもらうことを願う、著者の魂がこもった遺作です。