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[BOOKデータベースより]
映画『グラン・ブルー』に魅せられてフリーダイビングと出会い、「頂点に立ちたい」という夢を追い求めた男はある日会社を辞め、プロのフリーダイバーになった。マイナースポーツで、当時はプロを名乗る選手もいない状況。周囲の反応は冷たかったが、彼は自らを信じ続けて努力を重ねた結果、日本人初の国際大会優勝を実現し、アジア新記録を打ち立てる。サポートダイバーの死、ブラックアウト、東日本大震災など選手としての危機を幾度となく味わいながらも、なお“世界一”を目指して潜り続けるアスリートの奮闘記。
第1章 フリーダイビングとは?(競技人口は一体どれくらい?;深海は最後のフロンティア ほか)
第2章 アンダーウォーター〜グラン・ブルーの世界(「自分」は「自然の一部分」;月の満ち欠けに従って行動 ほか)
第3章 フリーダイバーはつらいよ(当初はすべて手探りだった;食事は“本物”を摂る ほか)
第4章 暗黒の2年間―ブラックアウトと友人の死(日本記録を打ち立て有頂天に;敬意を忘れ、剥き出しになったエゴ ほか)
第5章 それでも世界一の深みを目ざす(日本人の強みは忍耐力;「心」に始まり「心」に戻る ほか)
“ハイリスク・ローリターン”のマイナー競技で、記録を伸ばすほど死の危険が増す究極のスポーツ「フリーダイビング」。選手としての危機を幾度となく味わいながらも、世界一を目指して潜り続ける著者の奮闘記。
機材を使わずに海に潜行、目的の深度で水面へ戻ってくる競技、フリーダイビングの日本代表でアジア記録保持者の驚きの話。