[日販商品データベースより]
子ネコのノンタはお兄ちゃんになりました。赤ちゃんが5匹うまれたのです。でも、ノンタは全然うれしくありません。お母さんは、弟たちの世話ばかりでちっともかまってくれないからです。
そこで、ノンタは考えました。「そうだ、この子たちを捨ててきちゃおう。そうすれば、ぼくだけかわいがってもらえるもん」。
ノンタは赤ちゃんを連れて森へ出かけ、赤ちゃんたちがついてこられないように、高い木に登ったり、丸木橋を渡ったりします。でも、赤ちゃんたちがあぶなくなるど、どうしても放っておけなくて助けてあげてしまいます。
最後に、お花畑で遊んでいる赤ちゃんたちを置いて帰ろうとしますが、「おにいちゃーん」「おにいちゃーん」と泣き出した赤ちゃんたちの声を聞いているうちに、ノンタは思います。「そうか、ぼくはお兄ちゃんなんだ」。
下の子がうまれた時の子どもの複雑な気持ちを描いた絵本。「お兄ちゃん」の自覚を持ち始めるノンタのすがたに拍手したくなります。
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次男の出産祝いにお兄ちゃんになった長男へといただいた本でした。
読み進めて行くうちに主人公のノンタの気持ちが長男の声のように
思い涙が止まらなくなりました。
「つまんないな ママは赤ちゃんばっかり可愛がってさ」
生まれたばかりの次男が泣いたら母に任せても出来るだけ
長男を優先に相手にしていたつもりでいましたが、
何一つ文句も言わないで我慢している息子
赤ちゃん可愛いって言ってくれる息子の今の本当の気持ちかなと
感じました。
赤ちゃんを邪魔と思い、散歩に行ったついでに置いてきちゃおうとか
逃げちゃおうと考えます。
でも、やっぱり可愛くて守ってあげる。
一度にはお兄ちゃんになれない。
毎日少しづつお兄ちゃんになって行くノンタの姿もいじらしく可愛いです。(コユタンさん 30代・埼玉県 男の子4歳、男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】