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- アノスミア
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わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語
Season to taste.- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784326750511
[BOOKデータベースより]
一流シェフを夢見て修行する彼女を、ある日、交通事故が襲った。そして、傷が癒えはじめて気づいたことは…なんにもにおわない!モリーの世界からは「におい」が消えていたのだ。においのない世界の住人になって、モリーは、自分の人生がいかに嗅覚によって彩られてきたか、少しずつ気づいていく。食事や異性との関係、記憶とのつながり、いろいろな場面に出現する「におい」という感覚がもたらす不思議をひもとく物語。
1 鴨の脂とアップルパイ―わたし、厨房に入る
2 サワーミルクと紅葉―わたし、一から出直す
3 ローズマリーとマドレーヌ―わたし、折り合いをつける
4 焼きたてベーグルと彼氏のシャツ―わたし、試行錯誤する
5 シナモンガムと硫黄―わたし、料理を始める
6 ピンクレモネードとウイスキー―わたしたち、集まる
7 キーライムとラベンダー―わたし、味わう
8 オポポナックスとヒマラヤ杉―わたし、自分の感覚に立ち返る
においを感じない。何のにおいかわからない。シェフ修行中のモリーを襲った交通事故は、彼女の嗅覚を奪った…。自身の再生を通し、未解明な「におい」の面白さを当事者の立場から描く。
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なんにもにおわない!シェフ修行中のモリーを襲った交通事故は、彼女の嗅覚を奪った。自身の再生を通して、においの不思議に迫る。 においを感じない。何のにおいかわからない──嗅覚にこうした障害をもつ「アノスミア(嗅覚脱失)」は100人に1、2人ともいわれる。シェフ志望だった著者も、事故でにおいのない世界の住人になった。見えない障害と向き合いながら、オリヴァー・サックスら神経科学者や香料開発者への取材を重ね、未解明な「におい」の面白さを当事者の立場から描く。