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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
この本には2つの話が収録されていて、「99の接吻」と言う話の舞台が文京区近辺。芥川賞受賞作家の作品とあって、取り上げられている人の苦悩は、常人からは理解できないものであろうと思うが、この界隈に住む女性の男性の見方をどう表現しているかは、読むに値すると思う。この話に登場する場所がなんだか身近に感じられるのも、難しい小説を読み進める一助になっていると思う。(katsuei/男性/40代)
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Katsuei
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居場所を求めている方に
人は生活レベルを下げるのは難しいという。繁栄を極めていればいるほど、全てを失った時の落差は大きい。
富を失った者の将来と体の自由を失った者の将来の違いはなんであろう?
富豪の家族とは、実は盲目であり、人生の落伍者なのかも知れない。
自分らしさとは何か、生きている意味は何かを問われているような気がした。。
自分の居場所を求めている方にお勧めの一冊です。
[BOOKデータベースより]
裕福だった過去に執着し、借金を重ねる母と弟。一族の災厄から逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病にかかる。だがそれは、奇跡のような幸運だった―夫とめぐる失われた過去への旅。第147回芥川賞候補作。
[日販商品データベースより]あの過去を確かめるため、私は夫と旅に出た。裕福だった過去に執着し、借金を重ねる母と弟。彼らから逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病になる。だがそれは奇跡のような幸運だった…。著者最高傑作。〈受賞情報〉芥川賞(第147回)