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[BOOKデータベースより]
トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選…いまアメリカで沸きあがる「私たち」のムーブメント。自分以外の誰かのために、声を上げたり、行動を起こすから、「We」なのだ。金融危機後のインディペンデント文化を描いた『ヒップな生活革命』から6年。その間に出現したトランプ政権を受け、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化し、社会はより「サステイナブル」へと前進し始めた…ところに迎えたコロナと大統領選。アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。そのリアルな可能性と希望を最前線から伝える。
01 消費はアクティビズムになった(私が生きてきた時代のこと;オバマからトランプへ ほか)
[日販商品データベースより]02 インディペンデントは生き残れるのか(ブルックリンと高級化;「非営利」という生き残りの方法論 ほか)
03 コロナが前進させた社会のシフト(COVID‐19がやって来た;ロックダウン下の食料調達 ほか)
04 自分ごとのサステイナビリティ(自分はどんな消費者でありたいか;「サステイナブル」が目指すもの ほか)
トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター、大統領選……
いまアメリカで沸きあがる、「私たち」のムーブメント
ロングセラー『ヒップな生活革命』の“その先”のストーリー
金融危機後のインディペンデント文化の開花を描いた『ヒップな生活革命』から6年。
その間に出現したトランプ政権を受けて、「消費」を通じたミレニアルたちの運動が活発化した。企業は政治・社会的スタンスを明確にするようになり、「サステイナブル」に一段と取り組むようになった。「ジェントリフィケーション」の波を受けたブルックリンでも、インディペンデントが生き残るための創意工夫がより深化していった。
……ところに迎えたコロナウイルスとブラック・ライブズ・マター、そして大統領選。
それらは、以前からプログレッシブ(進歩主義的)な市民たちが求めてきた施策をさらに前進させた。「インターセクショナリティ(交差性)」はより強固なものになった。
このプログレスは今後、どこに向かっていくのか。そこには、どんなルーツがあるのか。
こういう時代に「物を買う(消費する)」行為をどう考えていけばいいのか。
共通するキーワードは「We(ウィ)」。いま「私たち」の力は、良くも悪くも、これまでになく大きなものになっている。
アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。
20年以上にわたりニューヨークに住み、アメリカ各地を見続けてきたライターが、アメリカで沸きあがる新たなムーブメントのリアルな可能性と希望を、最前線から伝える。
自分以外の誰かのために、声を上げたり、
行動を起こすから、「We」なのだ。(本文より)