- 敗者の戦後
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784168130571
[BOOKデータベースより]
昭和二十年夏、敗戦。以降、国内議論を二分してきた「戦後処理」問題だが、そこには世界的視点が欠けていた。ナポレオン戦争後のフランス、第一次大戦後のドイツのケースを検証することで見えてきた問題の本質とは何か?日本の戦後のあり方を考える上での記念碑的著作。
第1部 ナポレオン戦争とその敗者フランスの戦後(ナポレオン戦争の新しさ;戦後処理の貴族的伝統;正統性の不在;堕落の開始=一九世紀)
第2部 第一次世界大戦とその敗者ドイツの戦後(大衆の欲した戦争;国家総力戦の破局;史上最悪の戦後?;ワイマール版・戦後の克服)
第3部 大東亜戦争とその敗者日本の戦後(正戦論の陥穽;日本の近代戦争の本質;共存か対決か;真珠湾とポツダムの間;第三の戦後=思想改造)
勝者のジレンマと勝敗の収支決算
なぜ「戦後の克服」ができないのか?
ナポレオン戦争後のフランス、第一次世界大戦後のドイツ、大東亜戦争後の日本。三者を比較検証しながら「戦後の克服」を問う労作。
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