- 重臣たちの昭和史 上
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- 価格
- 1,738円(本体1,580円+税)
- 発行年月
- 2014年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784168130243
[BOOKデータベースより]
木戸幸一、近衛文麿、そして原田熊雄。三人は元老・西園寺公望門下生で、“園公三羽烏”と称された。時おりしも、政党政治の時代から軍部の台頭へと風雲急を告げていく―。岳父である原田熊雄や、木戸幸一の新証言によって、昭和史の奥の院を描き出す!
第1章 大正デモクラシー・政党政治のころ―原田・西園寺・木戸・近衛
第2章 敢然とファッショの風潮に立ち向かって―浜口遭難と宇垣の野望
第3章 国内と満州と同時にやろう―満州事変と十月事件、五・一五事件
第4章 ファッショに近き者は絶対に不可なり―斎藤内閣と帝人事件
第5章 議会主義の守り本尊・西園寺が牙城―岡田内閣と陸軍の内政干渉
第6章 朕自ラ近衛師団ヲ率イ、此ガ鎮圧ニ当ラン―二・二六事件
第7章 今の陛下は御不幸なお方だ―広田内閣と林内閣
昭和史ブームの礎となった労作!
元老・西園寺公望の側近だった原田熊雄。その女婿だった著者だけが知りえた昭和史の貴重な証言等を基に、昭和史の奥の院を描き出す。
元老・西園寺公望の側近だった原田熊雄。その女婿だった著者だけが知りえた昭和史の貴重な証言等を基に、昭和史の奥の院を描き出す。