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夏の災厄

文春文庫 し32ー1

文藝春秋
篠田節子 

価格
838円(本体762円+税)
発行年月
1998年06月
判型
文庫
ISBN
9784167605018

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内容情報
[BOOKデータベースより]

東京郊外のニュータウンに突如発生した奇病は、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が今頃なぜ?感染防止と原因究明に奔走する市の保健センター職員たちを悩ます硬直した行政システム、露呈する現代生活の脆さ。その間も、ウイルスは町を蝕み続ける。世紀末の危機管理を問うパニック小説の傑作。

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sige

見えない敵は怖い

 新型ウィルスによるパニック小説。かつてなかった危機に対して容易に動き出さない社会体制に対する問題提起小説とも言える。
 やはり自分に危害を加える相手が“眼に見えない”というのは恐怖だ。住人がパニック状態になっていく有様が、また人間の意志と無関係に暴走していく様子がジワジワと描かれていてすごい。そしてこれらの問題を解決するための“社会の仕組み”の部分がなかなか動き出さない。役職や身分、条例や法律、これら問題を解決するためにある仕組みが新しい事柄に対してすんなり機能しない。この辺りのもどかしさがじっくりと描かれている。
 作品に出てくる“オカモノアラガイ”という貝は“寄生虫博士”の藤田紘一郎氏の「空飛ぶ寄生虫」に書かれている。寄生虫“レウコクロリディウム”はオカモノアラガイを中間宿主とする。この寄生虫は貝の中で1cm位の赤と緑の縞模様の体に成長すると、貝の触覚に中に入り大きくうごめく。まるで赤と緑の縞模様の毛虫のように見える。それを鳥が見つけてこの触角だけをついばみ、鳥の体内に入って初めて成虫になる。最終宿主はスズメ。この話は終盤に出てくる。物語では寄生虫ではなく、ウィルスなので食物連鎖の中でのウィルス蔓延ということになる。

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