- 静寂(しじま)の声 上
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- 価格
- 513円(本体466円+税)
- 発行年月
- 1991年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167145156
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
この本を読んだのはもう20年も前のことだったので、詳しい内容については覚えていない…。それでも、「明治・大正」がテーマになっている本というと『静寂(しじま)の声』を挙げたいと思った。渡辺淳一作品としては珍しい伝記小説で、乃木希典夫妻の殉死に至るまでの静かな芯の通った強さをとても感じさせられた作品だったと思う…。(nezumi-18/女性/50代)
[BOOKデータベースより]
一見身勝手で不器用な明治の武人とそれに殉じた妻。「軍神」「烈婦」とたたえられた一組の夫婦の間に交錯した夫婦の愛憎を描き、秘められた真実の声を探る。巷間伝えられるように、妻静子は従容として死に就いたのか。膨大な資料をもとに、鋭い観察眼で新たな乃木夫妻像を作り上げた渡辺伝記文学の傑作。文芸春秋読者賞受賞作。