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宇宙から帰ってきた日本人

日本人宇宙飛行士全12人の証言

文藝春秋
稲泉連 

価格
1,815円(本体1,650円+税)
発行年月
2019年11月
判型
四六判
ISBN
9784163911076

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内容情報
[BOOKデータベースより]

歴代12人の日本人宇宙飛行士はそこで何を見たのか―。総力取材で明らかになる、宇宙体験のすべて。

1 この宇宙で最も美しい夜明け―秋山豊寛の見た「危機に瀕する地球」
2 圧倒的な断絶―向井千秋の「重力文化圏」、金井宣茂と古川聡の「新世代」宇宙体験
3 地球は生きている―山崎直子と毛利衛が語る全地球という惑星観
4 地球上空400キロメートル―大西卓哉と「90分・地球一周の旅」
5 「国民国家」から「惑星地球」へ―油井亀美也が考える「人類が地球へ行く意味」
6 EVA:船外活動体験―星出彰彦と野口聡一の見た「底のない闇」
7 宇宙・生命・無限―土井隆雄の「有人宇宙学」
エピローグ 宇宙に4度行った男・若田光一かく語りき

[日販商品データベースより]

人はなぜ宇宙へ行くのか。



本書は、歴代の日本人宇宙飛行士全12人に取材を行った史上初の書籍となる。宇宙に行った彼らはどのようなことを感じ、考えたか――。



1990年、日本人で初めて宇宙飛行を経験したTBS記者(当時)だった秋山豊寛から、「新世代」宇宙飛行士である油井亀美也・大西卓哉・金井宣茂まで、彼らが語る「宇宙体験」は様々だ。



宇宙での神秘的な体験や無重力状態がもたらした意識の変容、そして宇宙から見た「地球」の光景。国境や人類がもらたした影響、環境汚染、宇宙にはない「匂い」と「重力」――宇宙に行った彼らが語る言葉の多くは、実は「地球」そのものを雄弁に語ってもいる。



1990年に初めて日本人が宇宙へ行ってから、もうすでに四半世紀以上の時が経っている。今、宇宙へと向かう日本人飛行士の心境や立場もまた変化していることが、本書の取材は明らかにしている。「宇宙に行くこと」ではなく、「宇宙で何をしたか」が問われる時代だからこそ、宇宙を一つの「出張先」と語る日本人飛行士もいる。



12人の歴代日本人宇宙飛行士、その30年間の歩みをたどる一冊。



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