- インサイドボックス
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究極の創造的思考法
Inside the box.文藝春秋
ドリュー・ボイド ジェイコブ・ゴールデンバーグ 池村千秋- 価格
- 1,925円(本体1,750円+税)
- 発行年月
- 2014年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784163900643
[BOOKデータベースより]
制約の中にこそ答えはある。制約の中で創造的なアイデアを生み出す5つのテクニックとは?万人が習得可能な思考法のすべてがわかる。
序章 創造性は誰もが習得できる技能だ
第1章 イノベーションは制約の中にこそ潜んでいる
第2章 引き算のテクニック
第3章 分割のテクニック
第4章 掛け算のテクニック
第5章 一石二鳥のテクニック
第6章 関数のテクニック
第7章 矛盾を見いだせ
第8章 人類の思考パターンを活用して変革を起こせ
画期的な発想や発明、枠の外(アウトサイド・ボックス)で考えて初めてできる、というのがこれまでのビジネス本や思考法について書かれた本の定説でした。
ところが、コロンビア大学のビジネススクールのジェイコブ・ゴールデンバーグとP&Gなどのメーカーでイノベーションを指導してきたドリュー・ボイドが、実際に歴史上のイノベーションと呼ばれるものを400例以上研究したところ、それはまったく逆だった、ということがわかります。
おおきなブレークスルーは実は「制約の中」(インサイド・ボックス)で考え抜くことで生まれたことを豊富な実例をもとに、立証していきます。たとえばアウトサイドボックスの代表例としてよく出される走り高跳びの「背面飛び」。
それまでのうつぶせで飛ぶ「ベリーロール」の発想を逆転させたと言われていましたが、実は、これを発明した選手は、はさみ飛びを変化させていって「背面飛び」に行き着いたことを著者二人はつきとめます。
この他にも、洗剤から汚れを落とす成分をとりさってみる、携帯電話から電話をかける機能をとってみる、メールの字数を140文字に制限する、など画期的なイノベーションを生んだ「インサイドボックス」の思考法を紹介していきます。脳髄をしぼりながら、徹底的に考える。あなたの仕事にもききます。
制約の中でこそ、イノベーションは起こる
数々の企業でヒット商品を生んだコンサルとコロンビア大ビジネススクール教授が教える。制約の中で引き算、分割、掛算、関数を使え!