[BOOKデータベースより]
2016年2月、アメリカ・ワシントン発の報道が世界を揺るがせた―「重力波の直接観測に初めて成功!」。アインシュタイン最後の宿題がやっと解かれたと物理学界は湧き立ち、「ノーベル物理学賞間違いなしの偉業」と、手放しの賞賛がなされた。世界で最も美しい物理理論ともいわれる一般相対性理論100周年に奇しくもなされたこの偉業の陰には、理論畑・実験畑それぞれの天才の試行錯誤があり、人と人の確執があり、ビッグサイエンスならではの政治的駆け引きがあった。関係者への豊富な直接取材に基づいて、重力波を追い求めた人々が織りなす人間ドラマの全貌を初めて明かす待望の書。
ブラックホールの衝突
雑音のない音楽
天の恵み
カルチャーショック
ジョセフ・ウェーバー
プロトタイプ
トロイカ
山頂へ
ウェーバーとトリンブル
LHO
スカンクワークス
賭け
薮の中
LLO
フィゲロア通りの小さな洞窟
どちらが早いか
2016年2月に世界を揺るがせた「重力波直接検出」という偉業は何を意味するのか。重力波そのものの解説に加え関係する科学者たちの苦悩と感動、喜びを初めて詳細に伝える待望の科学解説、緊急出版。
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アインシュタインが発見を予言した科学的現象の内、最後まで直接証拠がみつかっていなかった重力波。その解明に賭けた科学者群像。