- 喪失感の壁
-
きもち次第で何があっても大丈夫
中公新書ラクレ 854
- 価格
- 1,155円(本体1,050円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121508546
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[BOOKデータベースより]
失うことは、こわくない!大ベストセラー『80歳の壁』著者の真骨頂。悲しむより、次のことを考えられる人になろう。
こころとからだの喪失感(大好きなラーメンを食べられなくなってきた;趣味のワインを楽しむ機会が減った ほか)
[日販商品データベースより]第2章 家族・人間関係の喪失感(長年の友人と話が合わなくなってきた;信じていた相手に騙されて、退職金の大半を失った;年賀状のやりとりが減って寂しい。送るのも迷惑? ほか)
第3章 キャリア・いきがいの喪失感(定年後、暇を持て余している;再雇用で出社拒否気味;自由に使えるお金がない;生活苦。過去の浪費を後悔している;断捨離で処分したコレクションに未練;新しいサービスがわからなくて外出が億劫に;自宅の老朽化とどう向き合うか;自然災害で多くの思い出の品を失った;再開発で地元がまるで違う街に;地域全体が高齢化して活気がない;デイサービスに行ったら老け込みそう;人生の目標を達成して無気力になった)
「喪失感」とは、大切な人やものを失ったとき、さまざまな悲痛な思いが複雑に絡み合う、誰しもが抱く感情。高齢者専門の精神科医として、多くの患者やその家族と向き合ってきた著者・和田秀樹氏が、自らも60代半ばを迎えたいまだからこそ、心理学を学んできた精神科医として、今を生きる同年代として、喪失感という大きなテーマを、現代風に捉え直しました。
医療の発達により平均寿命が飛躍的に伸び「人生100年時代」となった現代、人生後半をむかえた人々は、喪失に対する心得にも変化が必要と言います。かつて「老後の始まり」だった60代は、現代では「人生の新しい章の始まり」であると同時に、「家族や友人との付き合いがガラリと変わる転換期」でもある。つまり、喪失感の塊が襲いかかってくる年代なのです。
本書では「若い頃のように身体が動かなくなった」「周囲の環境が変わってしまった」といった身近なものから、「二度と戻らない物事への後悔」「死」など人生を変えるような大きな出来事まで、相談事例を多く交えながら、さまざまな喪失感とどう向き合い、どう乗り越えていくかの具体的なヒントを紹介。あなたの喪失感や不安をやわらげ、前向きな気づきを与える処方箋のような一冊。