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[BOOKデータベースより]
なぜ、子規は近代人で、啄木は現代人なのか―昭和42年に子規と啄木を比較した論考を著すなど、日本文学研究に身を投じた当初から、明治の二大詩人に惹かれてきた著者。円熟期を迎え相次いで刊行したそれぞれの濃密な評伝を収録。
正岡子規(士族の子―幼少期は「弱味噌の泣味噌」;哲学、詩歌、ベースボール―実は「英語が苦手」ではなかった学生時代;畏友漱石との交わり―初めての喀血、能、レトリック論義;小説『銀世界』と『月の都』を物す―僕ハ小説家トナルヲ欲セズ詩人トナランコトヲ欲ス;従軍記者として清へ渡る―恩人・陸羯南と新聞「日本」 ほか)
[日販商品データベースより]石川啄木(自信と反抗;上京、失意、結婚;渋民村で代用教員となる;一家離散、北海道へ;函館の四ヵ月、札幌に二週間 ほか)
近代人・子規と、現代人・啄木。明治期の二大詩人に見出す類似と相違とは。俳句・短歌を近代化の激流の中で滅亡から救った子規、「日本史上初の現代人」として詩歌に新たな生命を吹き込んだ啄木。碩学キーンが日本文学研究を始めた若き日から対比してきた近現代過渡期の二大詩人についての著作、『正岡子規』『石川啄木』をともに収録。リアリズムの筆致で共通性・対照性が見事に浮かび上がる。