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[BOOKデータベースより]
網野善彦・山本七平・司馬遼太郎・松本清張・梅原猛・吉本隆明・坂本多加雄…戦後の知識人は自らの理想とする「国のかたち」を歴史に託し、従来の皇国史観やマルクス史観とは異なるユニークな「史論」を展開した。多様な史観が競合する思想空間は、いかに育まれ、なぜ衰退したのか。気鋭の思想史家が描く「歴史観の戦後史」。
「日本史」の来歴をたずねて
[日販商品データベースより]百田尚樹『日本国紀』にはなぜ史観がないのか
渡部昇一『日本の歴史』が注視した皇室と国体
坂本多加雄『象徴天皇制度と日本の来歴』が説いた護憲の論理
西尾幹二『国民の歴史』が拘った天皇抜きのナショナリズム
上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』の一貫性と揺らぎ
網野善彦『日本社会の歴史』が持つ二面性
佐藤誠三郎『文明としてのイエ社会』が示した多系的な近代観
山口昌男『天皇制の文化人類学』の二つの焦点
小松左京『日本沈没』と梅原猛『隠された十字架』のコスモポリタニズム
吉本隆明『共同幻想論』はなぜ天皇制の自然消滅を楽観したか
山本七平『現人神の創作者たち』に込めた日本教批判
松本清張『象徴の設計』の官と司馬遼太郎『坂の上の雲』の公
遠山茂樹『昭和史』と近代化論争
家永三郎『くにのあゆみ』後に起きた史観の転回
羽仁五郎『都市の論理』が夢見たアゴラ
山川菊栄『武家の女性』と高群逸枝『女性二千六百年史』の対決
平泉澄『物語日本史』はなぜ正史を批判したか
歴史物語の自由競争は蘇るか
20人の「歴史物語」から読み解く、知られざる戦後思想史! 網野善彦・山本七平・司馬遼太郎・松本清張・梅原猛・吉本隆明・坂本多加雄……戦後の知識人は自らの理想とする「国のかたち」を歴史に託し、従来の皇国史観やマルクス史観とは異なるユニークな「史論」を展開した。多様な史観が競合する思想空間は、いかに育まれ、なぜ衰退したのか。気鋭の思想史家が描く「歴史観の戦後史」。