- 診療室にきた赤ずきん
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物語療法の世界
新潮文庫 おー64ー1
- 価格
- 473円(本体430円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101160818
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
この本の著者は精神科医です。たくさんの患者さんが、昔話や物語によって癒され、その結果、精神症状が消えることを知っている、プロの医師です。自分の本当の気持ちや、自分でも気づいていない葛藤の存在を「発見」し、納得したとき、さまざまな病的症状が治るらしい。その手助けのために、著者がよく利用するのが昔話や物語だそうです。この本でとりあげた物語や昔話は以下の通りです。ねむりひめ・三ねんねたろう・幸運なハンス・食わず女房・ぐるんぱのようちえん・ももたろう・赤ずきん・うらしまたろう・三びきのこぶた・いっすんぼうし・つる女房・ジャックと豆の木上記の物語が、それぞれ、来院した患者さんの状況と合わせて語られます。門外漢でも、興味を持って読めますよ。おもしろいよっというのは、レビューにならないのですが、おもしろいよっ。人は、自分の物語を見出すことで生きていける(河合隼雄さんの言葉だったかな)(白一/女性/50代)
[BOOKデータベースより]
「むかしむかし、あるところに…」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。
ねむりひめ
三ねんねたろう
幸運なハンス
食わず女房
ぐるんぱのようちえん
ももたろう
赤ずきん
うらしまたろう
三びきのこぶた
いっすんぼうし
つる女房
ジャックと豆の木