- 司馬遼太郎が考えたこと 8(1974.10〜1976.9)
-
エッセイ
新潮文庫 しー9ー50
- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2005年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152509
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[BOOKデータベースより]
’74年12月、田中角栄首相が金脈問題で退陣した。このころ司馬遼太郎は『播磨灘物語』『翔ぶが如く』などを刊行。また「列島改造論」に象徴されるように国中が「民族をあげて不動産屋になった」状況に危機感を抱き、手作りの対談集『土地と日本人』をまとめる。この巻は、日本作家代表団の一員として戦後初訪問した中国の印象記や、田中角栄の功罪を論じた「一つの錬金機構の潰え」など67篇を収録。
薩摩坊津まで
「鬼の詩」を(第71回直木三十五賞選評)
書いたころの気持
友人の旅の話
人と作品―とくに花岡大学の風韻について
善通寺のクスノキ
あとがき(文庫版『十一番目の志士』)
草創期の人格(星新一著『祖父・小金井良精の記』)
ある会津人のこと
古本を読む意外さ―ある「太平洋戦争への道」〔ほか〕