- 写楽閉じた国の幻 上巻
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- 価格
- 781円(本体710円+税)
- 発行年月
- 2013年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101033129
[BOOKデータベースより]
世界三大肖像画家、写楽。彼は江戸時代を生きた。たった10ヵ月だけ。その前も、その後も、彼が何者だったのか、誰も知らない。歴史すら、覚えていない。残ったのは、謎、謎、謎―。発見された肉筆画。埋もれていた日記。そして、浮かび上がる「真犯人」。元大学講師が突き止めた写楽の正体とは…。構想20年、美術史上最大の「迷宮事件」を解決へと導く、究極のミステリー小説。
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
いまだ謎の多い浮世絵師写楽の正体に迫る!島田先生が導き出した結論は…「目からウロコ」の作品です。物語は写楽とは切っても切り離せない「蔦重」こと蔦屋重三郎がキーパーソンとなって展開されますが、非常に魅力的な人物で、あっという間に作品世界に引き込まれてしまいました。文庫版で上下巻とボリュームがありますが、全く気になりません。上質なミステリとしてもぜひお勧めします!(baresi/男性/50代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
写楽という謎の画家に対して学術的なアプローチを行っていく、その過程が緻密で納得させられる。最後の真相もとても意外で、かつ写楽という絵師の存在に触れながら江戸という時代を見事に描き切っている。写楽の存在が江戸という一つの時代の特異点となっている。江戸の時間軸での描写もあり、ただ学術的に写楽に迫るというだけではない小説としての面白さも兼ね備えている。(あっつ/男性/30代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
今まで色々な写楽に関する説があったが、この本で取り上げられている説が一番説得力があったように思います。長編ですが、それを感じさせないくらい、小説の構造も面白くあっという間に読めました。(ずんのすけ/男性/40代)