- 星を継ぐもの 04
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- 価格
- 1,466円(本体1,333円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- コミック
- ISBN
- 9784091847201
[日販商品データベースより]
巨編ついに完結! 描き下ろしカラー追加!
月面で見つかった五万年前の死体。木星圏で発見された百万年前の宇宙船と巨躯の宇宙人。かつて存在した第五惑星ミネルヴァ。そしてミネルヴァで進化した人類の子孫たち--すべての謎が鮮やかにつながる完結巻! ガニメアンの科学者たちが「巨人たちの星」目指して去った後、国際平和委員会=ジェヴレン人が突然牙をむいた! 地球への総攻撃の時が迫る!?
【編集担当からのおすすめ情報】
これまでの巻が序章にすぎないと思えるほどの怒濤の展開、そしてハタと膝を打つ大団円が心地よい余韻を残すSF巨編の最終巻となりました。これ以上ないくらいに広げられた大風呂敷が、こんなにキッチリすべての謎が解け、しかも心地よく終わるなんて! これぞSFの醍醐味、という作品です。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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Tucker
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星野之宣流「星を継ぐもの」完結編
ジェヴレン人(ランビア人との末裔)の存在と、彼らが人類を支配しようと策謀を巡らしている事に気付いた主人公たち。
一方、シャピアロン号の巨人たち、ガルース船長らは、自分達の末裔がその対立の元を作ってしまった事に気付き、どちらにも加担せず、去っていこうとする。
武力面では話にならないほど差があるジェヴレン人に対して、どのように対抗していくのか・・・。
「星を継ぐもの」の方は何度も読んだので、ストーリーをよく覚えているが、他の2作については、記憶がかなり曖昧なので、どの部分がどのようにアレンジされているのか、といった楽しみ方はできなかった。
先日、後日譚である「内なる宇宙」を古本屋で入手したので、今度、それも含めて読み直してみたい。
印象的だったのはジェヴレン人のヴェリコフに協力するように説得するシーン。
ちなみにこれまでのすべての「謎」の種明かしにもなっている。
ヴェリコフの説得はガニメアンのガルース船長が行う。
その説得に用いた方法は「真実を語る」こと。
目の前の損得ではなく、そもそもの始まり、自分達(の末裔)が行った暗部も包み隠さず話した上で、協力を求めた。
不都合な事は無かった事、もしくは過小に扱い、都合のいい事は針小棒大にして語る事は誰にでもできる。
が、真実を語る事は、そう簡単ではない。
本当は一番の近道なのかもしれないが、一番、勇気がいる事なので、そうできない事が多い。
どこかの国で話題になっている問題も、お互い自分にとって都合のいい事ばかり言っているうちは決して進展しないだろう。
ところで、原作では「星を継ぐもの」のラスト近くでダンチェッカー教授が論理的考察だけで真実に近い所まで迫るシーンがお気に入りだったのだが、マンガではアレンジされ、別の人物に持っていかれてしまったのが少々、残念。
ダンチェッカー教授のようなキャラは好きだっただけに・・・。