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【2024年07月発売】
[BOOKデータベースより]
氷点下10℃の夜明け前から働いて、月給20万円。母国の家族に送金し、手作りカレーでささやかな宴。そんな中でもニコニコと明るく、いい加減でズルい一面があるかと思えば、意外な才能の持ち主もいた(つまりインド人も日本人も同じ。国籍なんか関係ない)。そんな彼らと、彼らを迎え入れた日本人たちの友情と傷心と希望のノンフィクション!
序章 三つの「H」
[日販商品データベースより]第一章 ヒンドゥーもムスリムも
第二章 日本はもう“多民族国家”です
第三章 魔術師ポールは今日も怒る
第四章 死亡事故とハルモニウム
第五章 天も地もクレイジー?
第六章 ベターライフ
第七章 マダムもエージェントになった
第八章 善は悪に打ち勝つか?
第九章 氷点下の絶望と希望
第十章 生きぬく
「HHH(エイチ エイチ エイチ)」とは、
Hindi Hokkaido Horseman(ヒンディー・ホッカイドウ・ホースマン)のこと。
インド人が急増している町が北海道にある。
競走馬の産地、浦河町。
(2025年初夏時点で、400人ほどがこの町に暮らす)。
今、競走馬の生産現場は、多くのインドからの働き手によって支えられているのだ。
そこに密着2年間。そしてわかった
「インド人がいなかったら、日本の競馬は成り立たない!」というリアル。
そして「なぜ、この町では多民族が共生できているのか?」の謎。
・インド人は、なぜ灼熱の地から氷点下10℃の北海道にやってきたのか?
・彼らは競走馬の調教に長けているのか?
・日本社会を彼らはどのように見ているのか?
・一方で、日本社会は彼らをどのように受け入れているのか?
・そもそも、競走馬の育成システムはどのようなものなのか?
・JRAはなぜ「競走馬の育成は、外国人がいなければ成り立たない」という
現状に沈黙を続けるのか?
・そして、外国籍の方に対して厳しい日本は、少しでもマシな社会になっていくのか?
……など。
何も問題がないなんてことはありえない。むしろ、毎日問題は起きている。
でも共存。だって仲間で、同じ人間じゃないか。
競走馬育成の現場を通して多文化理解を志す人々を見つめた、
友情と傷心と希望のノンフィクション!
【著者プロフィール】
河野 啓 (こうの さとし)
1963年愛媛県生まれ。北海道大学法学部卒業。1987年北海道放送入社。ドキュメンタリー、ドラマ、情報番組などを制作する一方、ノンフィクションの執筆に取り組む。著書に『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(第18回開高健ノンフィクション賞)、『北緯43度の雪 もうひとつの中国とオリンピック』(第18回小学館ノンフィクション大賞)、『ヤンキー 母校に恥じる ヨシイエと義家氏』など。