[BOOKデータベースより]
社会人になりスコールのように降ってきた怒濤の青春&痛々しくて直視できない過去の日記の数々。
愉快な青春が最高の復讐!(空腹のライオンでもゾンビのほうを;とろとろしてるから;この世に生を享けて以来の;頭を下にした潰れたカエルのような;そんなちっぽけなアイデンティティ;修行感を漂わせるスタイルが;これから開くんです;スタンプラリー的な発想;おかあさんもたのしくしてね;岩手旅行の楽しさを綴る)
記録魔の青春を駆け抜ける
気鋭の小説家、初のエッセイ集。
パーティーもBBQもフェスも見当たらず、学生でもない。でもこれは紛うことなき青春だ!
会社の同期五人との、謎の熱狂。平日は毎晩のように誰かの部屋に集まり、一台のベッドにぎゅうぎゅう詰めで眠る。会社のロッカーに共用の風呂道具を入れて、仕事帰りにみんなで銭湯に通う。北は北海道から南は長崎まで、弾丸旅行へ行きまくる――。
「私が体験した青春は、ジェネリックだったのかもしれない」。
記録魔だからこそ振り返ることのできる、あまりにもさっぱりとした自虐エッセイ!
どうか笑ってあげてください。
装画/池辺 葵
【著者略歴】
奥田亜希子(おくだ・あきこ)
1983年(昭和58年)愛知県生まれ。愛知大学文学部哲学科卒業。2013年、『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞。著書に『透明人間は204号室の夢を見る』『ファミリー・レス』『五つ星をつけてよ』『リバース&リバース』『青春のジョーカー』『魔法がとけたあとも』『愛の色いろ』がある。本作は著者初のエッセイとなる。
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