- 愛してよろしいですか?
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087465785
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 光源氏ものがたり 上
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2023年12月発売】
- 光源氏ものがたり 下
-
価格:1,012円(本体920円+税)
【2023年12月発売】
- 姥ざかり 改版
-
価格:737円(本体670円+税)
【2009年01月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート




-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
もし無人島に行って持って行く一冊を選びなら、私なら、これです!!この作品はとても古くから愛読していました。もう何十年前からになるかな?まだ私が若い女性だった頃、夢中になって読んでしまった。それくらい面白い本なんですよ。少しだけ内容を言うと。主役は女性すみれは34歳のハイミスの年令(今ではそんな言葉死語かもしれないけど)で、一人暮らしで気ままに生きてきた彼女が本気の恋をする。お相手は12歳年下の大学生ワタル。今では12歳年下との恋愛もアリなんだろうけど、当時はなかなかありえない話だった。最初であったときは、こんな年下に惚れるわけない、と高をくくっていたが、ワタルの自分をハイミスおばさんとして扱うのではなく、ちゃんと女性として扱ってくれる優しさに次第に真剣な恋をしていく。でも、こんな感情を持ってもワタルにとったら自分はタダの友達?それとも遊びの相手?いい大人の女性が12歳も年下の男性にときめいたり、やきもち妬いたり、どうしようもなく恋していくすみれの気持ちが可愛かったりする。また、お相手のワタルがまた魅力的な男性で、優しくていつも笑ってて、おばあちゃん子で誰にでも愛されるタイプだからこんなにすみれが恋するのがわかる、というもの。こんな二人の恋の結末は。こんな古い本面白い?と思うかもしれませんが田辺聖子さんがとても素敵な言葉を言っていました。「私の小説が未だに売れているのは恋というものは永遠で変わらないものだからですよ」とても名言ですね、さすがです。この小説は読者のお願いから続編まで出たんですよ。それくらいみんなに愛された小説なんです。もし、恋愛小説が読みたい人にはお勧めの一冊です(よければ続編も)





























[BOOKデータベースより]
斉坂すみれ34歳。会社の仕事はそつなくこなし、重宝がられているのに、女もこの年齢で独身となると生きにくくなる。愛想がよければ男狂いと言われ、ちょっと冷たくすればヒステリー、質素にすれば色気がない―。ある旅先で、ひとまわり年下の大学生・矢富ワタルと出会い、不覚にも恋に落ちてしまった。若い男の子の顔色に一喜一憂する女の甘やかな恋心を笑いの渦に巻き込んで描く傑作恋愛小説。