- 二月のつぎに七月が
-
講談社
堀江敏幸
- 価格
- 4,730円(本体4,300円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784065413852

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
竪琴を忘れた場所
-
辻邦生
堀江敏幸
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年11月発売】
-
シベリヤ物語
-
長谷川四郎
堀江敏幸
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年07月発売】
-
鶴
-
長谷川四郎
堀江敏幸
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年02月発売】
-
雪沼とその周辺
-
堀江敏幸
価格:605円(本体550円+税)
【2007年08月発売】
-
ゼラニウム
-
堀江敏幸
価格:649円(本体590円+税)
【2010年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
青果市場の関係者や近所の人々が出入りする「いちば食堂」。そのひとはいつも同じ時間にあらわれ、テーブルに古い文庫本を広げては手帖になにか書きものをして過ごす。九年ぶりの長編小説にして新たな代表作。停泊地となる居場所を見つけること。老いの過程を肯うこと。戦争の記憶を引き継ぐこと。
[日販商品データベースより]停泊地となる居場所を見つけること。
老いの過程を肯うこと。
戦争の記憶を引き継ぐこと。
青果市場の関係者や近所の人々が出入りする「いちば食堂」。そのひとはいつも同じ時間にあらわれ、テーブルに古い文庫本を広げては手帖になにか書きものをして過ごす。
9年ぶりの長編小説にして新たな代表作。
「食べてくれるひとの顔を具体的に思い浮かべて、よいものを提供したいという気持ちが、料理の味を決める。準備や技術を、愉しさ、喜ばしさが超えていく。賄いをつくるのが楽しいのは、ありあわせのものを使って、味覚をいかに喜ばせ、いかに食欲を満たすかを、そのつど現場で考え、すぐに試すことができるからだ。丕出子さんの反応は家族とまるでちがう。素直というような言葉では収まらない大らかさがあるのだが、笛田さんにはうまく説明できない。丕出子さんと食べるときは、食堂の空気ぜんたいを賄っているような気がするのだ。」(本書より)