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- 鏡の中の物理学
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 1982年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061580312
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
日本初のノーベル物理学賞、湯川秀樹先生のライバルにして同じくノーベル物理学賞受賞者の朝永振一郎先生の著書です。物理学の先生の著書なんていうと小難しい理論の専門書を書かれそうですが、ユーモアに富んだ人柄の先生だったらしく一般に(というと疑問ですが)読める読み物にしてしまうところが面白いです。特に「光子の裁判」は秀逸。ちょっとだけ素粒子の知識がある人には、ニヤリとさせられるところがあり、まったく知識がない方には…どうでしょう、面白いかもしれないし煙に巻かれるのかもしれません。朝永先生の講義を受けてみたかった、と思える一冊でした。
[日販商品データベースより]
ノーベル物理学賞に輝く著者がユーモアをまじえながら平明な文章で説く、科学入門の名篇「鏡のなかの物理学」「素粒子は粒子であるか」「光子の裁判」を収録。“鏡のなかの世界と現実の世界との関係”という日常的な現象をとおして、最も基本的な自然法則や科学することの意義が語られる。また量子的粒子「波乃(なみの)光子」を被告とした裁判劇は、わかりやすく量子力学の本質を解き明したノン・フィクションの傑作として、読者に深い感銘を与える。