- 寒雀
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照降町自身番書役日誌
角川文庫 １８６４６
- 価格
- 660円（本体600円＋税）
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041013908
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[BOOKデータベースより]
数年前、父の仇討ちをした相手は無情にも親友であり、その妹は想いを寄せる女だった―故郷も身分を捨て辿り着いた照降町で喜三次が出逢う面々。幼い自分を置いて出奔した母を憎みながら、何とか身抜きさせようと画策する文治、不器量を自覚しながらも美丈夫な男と添い続けたいと慕い続けるおてる…心に蟠りを抱えながら、前を向いて日々を必死で生きようとする人間の姿を江戸情緒豊かに描き出す傑作時代小説第二弾！
[日販商品データベースより]刀を捨て照降町の住人たちとまじわるうちに心が通じ合い、次第に町人の顔つきになってきた喜三次。そんな自分に好意を抱いてくれるおゆきに対して憎からず思うものの、過去の心の傷が二の足を踏ませて……