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[BOOKデータベースより]
「特別なものの社会論理」が優位に立つ後期近代の社会―それが独自性の社会である。二〇世紀半ばに「工業的近代」として頂点に達した古典的近代の社会は、形式合理化が徹底され、「一般的なものの社会論理」が支配していた。しかし後期近代に入ると、工業的近代を牽引した経済とテクノロジーが「特別なものの爆発」を引き起こす。格差が拡大し、承認を得られなかった人びとの失望が広がり、公共圏が失われるなかで、社会的、文化的、政治的に共有可能なものの構築は可能か。ヴェーバーらを超える視座で近代の構造転換を論じた、ドイツ社会学の旗手レクヴィッツの主著、待望の翻訳。
序論 特別なものの爆発
[日販商品データベースより]第1章 一般的なものの社会論理と特別なものの社会論理の間にある近代
第2章 独自性のポスト工業経済
第3章 労働世界の独自化
第4章 独自化としてのデジタル化―文化マシーンの台頭
第5章 独自性志向の生活態度―ライフスタイル、階級、主体形態
第6章 差異型自由主義と文化本質主義―政治的なものの転換
結論 一般的なものの危機?
「特別なものの社会論理」が優位に立つ後期近代の社会――それが独自性の社会である。かつて近代化を牽引した経済とテクノロジーが「特別なものの爆発」を招き、社会の分断が加速するなか、人びとは何を共有できるのか。ヴェーバーを超える視座で近代の構造転換を描いた現代ドイツ社会学の金字塔、待望の翻訳。宇野重規さん推薦!